SKハイニックスがAI需要の急増に対応するため、日本各地で新工場用地を積極的に探している。電力と水の条件を重視するほか、キオクシア株の保有やHBM4E量産計画など、グローバル拡大の一環として動きを加速させている。
韓国のSKハイニックスは、日本各地でメモリーチップ新工場の建設用地を探している。AI需要の急増に対応しつつ生産コストを抑える狙いを示しており、電力と水が良好な場所を候補として挙げている。
崔泰源会長は公の場で「日本中を探している。電力と水が良好な場所ならどこでも検討対象だ」と述べ、検討中の提携先や具体的な候補地は明らかにしなかった。関係者は小規模買収の可能性も示唆している。
同社はベインキャピタルを通じて日本のキオクシアホールディングスの約14%株式を保有している。NAND市場を共同で開く方法を慎重に検討しているとの情報もある。
HBM市場では2026年第1四半期に売上高シェア58%を占めるとされ、サムスン電子とマイクロンの比率を大きく引き離している。インディアナ州の工場ではHBM4Eの量産を2029年第3四半期に開始する計画で、約40億ドルの投資規模となる。