アスラテックが2026年10月1日に、V-Sido Powerシリーズ ロボット用大電力分配基板セットを発売。スイッチサイエンスで販売され、QDDモーターの普及とAI動作ロボットの実用化に向けた動きが背景にある。
アスラテックはロボット制御システムV-Sidoを活用して長年ロボットを制御してきた企業で、今回電源基板セットを公表した。販売はECサイトのスイッチサイエンスを通じて行われ、初回ロットは売り切れ、次ロットの販売も予定されている。背景には、QDDと呼ばれる準ダイレクトドライブモーターの普及と、それを支える電源回りのノウハウを個人に届けたい意図がある。
このQDDモーターは、従来の減速機付きサーボとDDの間をとり、遊星歯車減速機で約10対1の減速比を作り出すことで、力と柔らかい動きを両立させる設計として紹介される。MITのMini Cheetahなどの事例を背景に、AIで動く4足歩行ロボットの中心部材として注目され、制御周期の短縮と高電力制御が可能な半導体技術の普及と相性が良いとされる。
さらに、国内代理店のスイッチサイエンスを通じてmyActuator製のQDDを試せる環境を整え、同社のファームウェア変更に対する対応やサポート体制の重要性も指摘されている。アスラテックは4〜5種のQDDを試用し、動作の安定性と入手しやすさを総合的に評価してmyActuatorを多数採用している。
今後はQDDを使うロボット制作の敷居を下げる狙いで、メカは3Dプリントや切削、電源基板はV-Sido Powerで統合する環境が整いつつあると説明される。基板は小型ながら高電流を分配・抑制する機能を持ち、複数モーターを活用するロボットの実装を後押しする。
スタンス上の補足として、本文はPR記事として提供されており、読み手にはスイッチサイエンス経由の入手機会とQDDの活用事例が主眼となっている。