前四半期(4~6月期)の設備投資は伸び悩みが目立つ一方、足元の7~9月期には設備投資の反転期待が示され、法人企業統計でも上方修正の可能性が取り沙汰されている。国内メーカーの投資計画も相次ぎ表面化している。
前四半期のGDP速報値は前期比0.3%のプラスとなった一方、個人消費は横ばいで、設備投資はマイナス成長となり内需の伸び悩みが示唆された。しかし機械受注統計の先行性は顕著で、設備投資の底打ちを示唆する見方も出ている。
7~9月期の設備投資は堅調な見込みが伝えられ、法人企業統計では前四半期の設備投資が前期比+1.5%と上方修正の可能性があるとされるほか、資本財の出荷拡大や機械受注の回復が指摘されている。
内需拡大を狙う企業の投資計画が相次ぎ公表され、キオクシアホールディングスとサンディスクが国内投資計画を約5兆円規模で発表。京セラは長崎で新工場を開設し、NGKは石川能美市に約700億円を投じ新工場建設を計画中である。
地方を含む国内の投資拡大は雇用や周辺産業にも波及する可能性があり、今後の内需動向に影響を及ぼすとみられる。