1996年に連載が始まった名作『女帝』を生成AIで現代風のフルカラーへリメイクし、漫画配信サービス「まんが王国」に独占配信されている。企画の経緯と現場のこだわりをビーグリー編集部の担当者が語った。
長年愛される名作『女帝』をAIを活用して現代風に再構築し、フルカラー化したリメイク版が「まんが王国」で独占配信され、制作はビーグリーが担っている。第7弾となる名作リメイクプロジェクトの一環として進められ、AIによる表現の手法と制作の中身が紹介された。原作は倉科遼、作画は和気一作で、連載開始から累計部数は250万部を超える。
プロジェクトの発端は、生成AIを読者と作品のマッチング改善に活用するという発想からで、過去に6タイトルのリメイクを経て技術を磨き、読者の反応と作品の再発見につなげる狙いが示された。『女帝』は現実世界のモチーフが多く、AIでの再表現が現実感を保ちつつ効果を生むと判断された。
原作者・倉科遼は最初はAIリメイクに対して不確かな反応だったが、長年の関係性や他作品の展開実績を踏まえ、挑戦を快諾した。完成版を読んだ倉科氏は、従来の劇画タッチとは異なる魅力を認め、柔軟な姿勢に感謝の意を示した。