スタンレー電気がJMS2026でメタレンズを用いた赤外線LEDの技術展示を実施。従来品より高さを約1mm低くし照射範囲を広げ、顔認識だけでなく姿勢やシートベルトの認識を可能にする。
ジャパンモビリティショー ビズウィーク2026(幕張メッセ・10月13日〜16日開催)で、スタンレー電気はDMS向けのメタレンズ搭載赤外線LEDの技術展示を公開した。国内では2031年の新車義務化を背景に研究開発が進められている。
新技術は従来LEDと比較して高さを約1mmに抑え、照射角を80度×40度へ拡大させ、広角でも均一な照射を実現する点が特徴とされる。これにより赤外線照射下での画像コントラストが改善され、シートベルトの状態なども認識しやすくなる。
画像認識は従来の顔認識に加え、乗員の姿勢やシートベルトの検知が可能となり、エアバッグ制御などの安全性向上につながると説明された。DMS義務化は眠気警報・脇見警報装置を含み、適用時期は新型車で2031年、継続生産車で2033年とされている。
スタンレーは今後、OEMやTier1企業と連携してアルゴリズム検証や量産化に向けた共同開発を進める見通しだ。