UBEの特例子会社であるリベルタス興産の元社員が、上司らからのハラスメントを理由に退職させられたとして、同社と上司らに約560万円の損害賠償を求め提訴した。
大手化学品メーカーのUBEが出資する特例子会社リベルタス興産に在籍していた精神障害のある元社員の40代男性が、当時の上司らによるハラスメントを理由に退職に追い込まれたとして、山口地裁宇部支部に慰謝料約560万円の損害賠償を求める訴えを21日に提出した。
訴状によれば男性は2011年に入社し、2023年2月から2024年10月ごろにかけて、当時の社長や上司らから「辞めればいいのに」「ひきょう者」といった言葉を浴びせられ、第三者への相談を禁止されるなどのハラスメントを受け、病状が悪化して退職に至ったという。
原告は精神障害を抱えた状態での勤務を強いられたとして、リベルタス興産および当時の上司らに対する慰謝料の支払いを請求している。訴訟費用や今後の進行については今後の裁判の進展待ちとなる。
本件はUBEの子会社におけるハラスメント事案として取り扱われており、山口県宇部市を拠点とする同社と関係者の責任が問われる形となっている。