韓国の株価指数KOSPIが乱高下を続ける中、日経平均にも影響が及ぶ。半導体輸出や為替動向、メモリ市況の変動が連動し、2026年7月にはサムスン電子とSKハイニックスの急落が日経を約2400円押し下げた。
KOSPIの乱高下は半導体輸出の動向と深く結びついており、韓国企業の12か月先予想利益との相関係数は0.9と高く評価されている。現在のKOSPIはデータセンター投資とメモリ価格の影響を受けて動いており、世界景気に先行して反応する傾向が指摘されている。
外国人投資家は時価総額の大半を保有しており、ドル建てでの成績が重視される。ウォン安が進むと株価の実績リターンが目減りし、売りが連鎖する可能性がある。2026年にはKOSPIの株高とウォン安が同居する逆回転が観測された。
ソウル市場と日経平均の連動性も高く、サムスン電子、SKハイニックス、キオクシアといった銘柄が同時期に同方向へ動くケースが多い。取引時間の重なりもあり、ソウルの急落は日経へリアルタイムで波及する。
2026年7月にはサムスンとSKが約1割急落した翌日、日経平均は約2400円安となり、下げ幅の大半を電機セクターが占めた。2026年のボラティリティは63%と高水準で、ビットコインの同時期のボラ48%を上回っている。