米アマゾンの株価は252ドル付近で停滞する一方、AWSが2026年第2四半期に37%増収と18四半期ぶりの高成長を記録。自社開発チップTrainiumとGravitonの売上寄与も拡大している。
米アマゾンの株価は9月12日の終値が251.89ドル前後で、年初来の上昇率は9.13%、52週高値287.20ドルを下回っている。AWSは第2四半期に前年同期比37%増の売上高420億ドルを達成し、受注残高は4960億ドルに膨らんだ。広告事業や非小売部門の売上高は四半期ベースで前年同期比24%増の1240億ドルに達した。
自社開発チップのTrainiumとGravitonは年間換算で250億ドル超の売上を生み出し、直近12カ月の営業利益率は12.7%へ改善。EPSは第2四半期で前年同期比242%増の5.75ドルとなる一方、投資関連の営業外利益の影響もある。AI設備投資は約2000億ドルのガイダンスで、フリーキャッシュフローはマイナス76億ドルへ押し込まれた。
アナリストは300ドル到達の余地を示唆し、ウォール街のコンセンサス株価は328.17ドル、内部モデルでは353.36ドルを予測するケースもある。300ドル到達にはAWS成長の維持と第3四半期の営業利益のガイダンスレンジ到達が前提とされ、現在の評価は5年平均を下回る水準となっている。