ドイツの金融監督当局 BaFin は野村ホールディングスに対し、コメルツ銀行の株式公開買い付け(TOB)をめぐる証券取引法違反で32万ユーロの制裁を科した。野村HDが5〜6月の議決権保有状況を期限内に届けなかったことが理由である。
ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)は野村ホールディングスに対して、証券取引法違反として32万ユーロの制裁金を科したと発表した。対象となるのは、イタリア大手銀行ウニクレディトがドイツのコメルツ銀行に株式公開買い付けを行っていた期間中の対応である。
野村HDはコメルツ銀行の議決権保有状況を期限内に届けなかったとされ、違反が認定された。
ウニクレディトは15日、 ECBの承認を得てコメルツ銀行の買収手続きを進める方針を改めて示し、年内までに買収実現に必要な残る手続きを完了させる見通しだと公表した。