日経平均は後場に685円超の大幅高で大引け、後場の上げ幅拡大局面も終盤は様子見姿勢が強まり上値は重い。米FOMC後の展開と29日の日銀政策決定会合を見据えた動きが背景。
28日の東京市場で日経平均株価は前日比685円82銭高の603954円19銭と大幅に続伸し、東証プライム市場の出来高は23億8210万株、売買代金は8兆742億円となった。一方、TOPIXは同48.66ポイント安の3991.71ポイントと反落して取引を終え、後場は買いが優勢で始まったが午後0時34分には戻り待ちの売りも見られた。為替は1ドル157円近辺でもみ合っている。
業種別では全33業種中10業種が上昇、23業種が下落し、ガラス土石株や非鉄金属株、電気機器株、機械株、化学株、金属製品株、精密機器株、銀行株などが堅調だった一方、保険株・食料品株・石油石炭株は下落した。個別ではアドバンテス、東エレク、ディスコ、SMCなどが堅調に推移した。
後場の動向としては、アドバンテスやサンテック、東映アニメなどが注目され、日銀の政策決定会合の動向や米国の金融政策の影響を見極める動きが続いた。市場全体としては戻り待ちの売りが出た場面もあり、上値の重さが意識された。
日経平均寄与度ランキングでは大幅続伸を支えた銘柄として特定銘柄に牽引力が見られ、個別の株価動向が指数を左右する局面となった。