日本製鉄によるUSスチール買収が完了して1年。モンバレーを訪れた現地取材を通じ、鉄の街の現在地と背景が浮かび上がる。
米大統領選の年と重なって政治問題化したUSスチールの買収は、6月18日で完了から1年を迎えた。買収の経緯や影響は依然として議論の的となっており、鉄鋼業の再編の行方が注目されている。
鉄の街モンバレーを実地で訪れた取材では、元USスチール労働者や自動車修理工場のオーナーらの声を拾い、かつて賑わいを見せた職場とコミュニティの現状を伝える。
米州編集総局の川上梓記者は、買収の裏側や地域の実情を取材する過程を語り、現地の労働環境や地域経済の現況を掘り下げた。記事は買収後の街の実情を中心に構成されている。