双日が英国の水産加工・販売企業SFIHを買収し、欧州での白身魚需要を開拓する。買収後、NESIを連結子会社化し、SFIHグループは将来の社名変更を検討している。
双日が英国で水産加工・販売を展開するSFIHを買収したと発表した。取得額は非公開で、欧州で需要が伸びている白身魚の供給網を確保して水産事業を海外で拡大する狙いがある。
買収により、SFIH傘下のNESIを連結子会社化。NESIはタラなど白身魚や天然アラスカ産サーモン、刺身品質のマグロを主力とし、英国の量販店向けに高い販売シェアを持つ。
SFIHグループは今後、社名をソウジツ・シーフード・インターナショナル・ホールディングスへ変更する予定。ノルウェーとアイスランドに原料調達拠点を持ち、商品開発から販売までを一貫して手掛ける体制を整えている。
英国の水産物市場は約9000億円規模とされ、日本食需要の拡大も見込まれる。双日は欧州や北米市場の開拓を進めるとともに、水産物の共同調達や販路拡大を図る方針だ。