AI時代の台風・大雨対策をめぐり、住まいの不安は何を指すのか。アウンコンサルティングの調査で、検索データから見える実状と保険申請の情報ニーズを整理する。
本調査は、日本国内を対象に「台風・大雨による住宅被害」に関連する主要キーワードの検索動向をGoogleキーワードプランナーを用いて分析したもので、災害発生時だけでなく被害確認や修理・復旧に至るまでの情報ニーズを把握することを目的としている。
調査結果では、検索量のピークは実際の災害発生と連動し、最大となったのは2024年8月の台風10号である一方、梅雨期の2026年6月にも高い関心が示された。これには台風6号「チャンミー」の影響も影響している可能性がある。
住宅被害関連のキーワードでは「雨漏り」に関する検索が最も多く、総数は452,160件に達した。単独キーワードとしては「雨漏り 火災保険」や「雨漏り 応急処置」「雨漏り 修理費用」などが上位を占めた。
車の水没に関する検索は、2025年9月の大雨による静岡県の被害報道後に「車 水没 保険」への関心が急増し、前月比で約83%の増加となった。2026年8月の千葉県豪雨時にも同様の傾向が見られた。
災害への備えとして蓄電池の補助金に関する検索が突出しており、総計で443,300件に達した。導入費用や補助制度の有無が行動のハードルになっている可能性が示唆される。
本調査は、ミエルモの視点から被害発生後に押さえるべき確認事項や、平常時から備えるべきポイントを整理しており、今後の情報ニーズの変化を読み解く一材料となる。