日経平均が6月の史上最高値から20%下落し、弱気相場入りの可能性が高まっている。米国株の下落とAI株売りの強まりが背景として挙げられる。
日経平均は6月の終値ベースの最高値7万2366円34銭から20%の下落を記録し、弱気相場入りの局面が想定される状況になった。取引は大幅に続落している。
米国市場では中間選挙の結果を受けてAIデータセンター関連の規制強化リスクが再評価され、ナスダック総合が5.5%安、SOXは12%安と2020年3月以来の水準近くまで下落した。AI株に対する投資家心理が悪化している。
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは、データセンター規制への懸念が強いと指摘。市場は州レベルの規制に敏感で、日経平均が5万6000円台まで安値を試すとの見方を示した。
株式市場のチャート上の指標では、高値からの下落率が20%を超えると弱気相場入りとされるとの見解が繰り返されている。