北陸電力の社長が自社の取り組みを動画で紹介するYouTube配信を毎週行い、石川の機械メーカーも社長出演で自社製品の魅力を伝える。若い世代への訴求と人材採用の強化を狙う動きが進む。
北陸で経営トップがSNSを活用して自社の仕事や魅力を発信する動きが広がっている。北陸電力は社長が国内外での取り組みを中心に紹介する動画を毎週配信しており、石川の機械メーカーも自慢の加工機をPRしている。
北陸電力の「コージーズ・カフェ」というチャンネルは昨年7月の投稿開始以降、1本あたり1分半〜5分程度の動画を公開し、動画数は計66本(9月24日時点)に達した。社長は自身で撮影・話す形式で、台本は用意せず思いついた話題を伝えている。
中村留精密工業の中村匠吾社長もYouTubeに登場し、自社製品の複合加工機の特徴や性能を「まるさん」というニックネームで紹介している。新製品のPR動画ではヘルメット姿で熱い語りを見せ、社長自らが製品訴求を行っている。
新型コロナの流行を機に対面訴求以外の方法を模索し、動画でのPRを強化する動きは人材採用の促進にもつながるとの期待がある。
今後も各社は社長自らの発信力を活用して、製品の魅力伝達と若年層へのリーチ拡大を狙う可能性がある。