7月末の協調介入を受けて米ドル/円は一時155円台まで円高に進んだ後、反発している。今後も再介入次第で152円付近、さらには150円近辺まで円高が進む可能性があるとの分析が示された。
日米両政府の円買い協調介入が7月末に実施され、米ドル/円は155円台まで円高に振れる場面があった。その後は再度反発上昇に転じ、8月前半は157円台~159円台で推移している。
元外国為替ディーラーの松田哲氏は、今後協調介入が再び行われなければ下値は155円台を維持し、天井は164円台とみていると述べた。協調介入が再び行われれば159円台から152円まで円高が進む可能性があるとの見方を示した。
一方、協調介入の有無を前提にFXでポジションを取るのは避けるべきだとも松田氏は指摘。介入後に状況を分析して相場が落ち着いた段階で対応するのが現実的だと述べた。
松田氏は円安トレンドが完全に止まると断定せず、日本のファンダメンタルズに基づく要因は依然として円安圧力となると説明。今回の介入はスピードを抑える効果にとどまる可能性が高いとの見解も示した。