港湾労働組合が22カ国113港で協調ストライキを実施。ハンブルクやル・アーヴル、ピレウスなど主要港に影響が広がる見込みで、戦争関連貨物の取り扱い停止を巡る動きの中で最大限の遅延が懸念されている。
世界規模で港湾労働者の協調的な活動が展開されており、25を超える労働組合が22の国と地域の113港でストライキやデモを行っている。今回の行動は、2月の段階から大幅に拡大している。
フランスではCGTが約24港で24時間のストライキを呼びかけ、国内港湾活動の最大95%が停止する可能性があると予測された。イタリアでは全国規模の24時間ストライキが記録され、他部門のゼネストと並行して実施されている。
ギリシャでは船員組合が24時間の操業停止を呼びかけ、ピレウスやラフィナ、ラブリオ、パトラ、イグメニツァでフェリーサービスに影響が出る見込み。運動は地中海のコンテナ輸送の約40%を扱う労働者を中心に、最大で約4万個のコンテナ遅延の可能性が推計された。
混乱の規模は不明で、一部港ではデモと平行して貨物取り扱いを停止していない。軍事貨物の民間港経由が主対象で、賃金改善や労働条件の向上、自動化への備えを求める声がある。その他地域では11月1日にロサンゼルスとロングビーチの操業が脅かされる可能性があり、協議は続いている。イタリアでは11月20日に新たな全国ゼネストが予定されている。