6社が標準低圧LCO2運搬船の設計でClassNK承認を取得。式典はGastech 2026会場のタイ・バンコクで行われた。
6社は低圧LCO2運搬船の標準設計に関する承認を日本海事協会(ClassNK)から得た。対象船は42,000立方メートル級で、HAZIDを含むリスク評価に基づく安全設計方針が承認の根拠となった。承認はMILES枠組みの初の具体的成果として位置づけられ、今後の国内建造や標準化の基盤となる。
グループは商船三井、川崎汽船、日本郵船、日本シップヤード、三菱重工、およびMILESで構成され、2025年12月1日に発表された覚書を踏まえ、標準設計の枠組みを進めてきた。今回の承認により、LCO2運搬船および代替燃料船の共通設計プラットフォームの構築が推進される。
商船三井はBLUE ACTION 2035の環境戦略の柱として本取り組みを位置づけ、ノーザンライツプロジェクト向けの2隻の長期用船契約を結んでいる。これらは2028年頃にCO2輸送サービスを開始する予定で、国内のCCS事業拡大とCO2バリューチェーンの開発にも寄与する見込み。
今後も6社はCO2輸送需要の拡大に応じてCCS関連事業を積極的に推進し、海上CO2輸送の需要に対応していく方針だ。