ベッセント財務長官が財政健全化策を近く公表する方針を示唆し、長期債の買い戻し規模を拡大する構えを示した。市場は金利動向とドル・円相場の動き、原油動向に注目している。
米財務長官ベッセントは、長期債の買い戻しを拡大する用意があると示唆し、財政健全化策を近く公表する方針を明言した。発表の具体的な日時は示されていないものの、歳出削減と歳入の両面からの検討が進められる見通しだ。
米連邦政府の総債務は8月18日時点で40兆ドルを突破しているとの財務データが報じられ、財政赤字の圧力が長期金利や通貨動向に影響を与えるとの見方が広がっている。これを背景にドル売り・円高圧力の醒アリが指摘される場面もある。
エヌビディアのFY27 Q2決算は市場予想を大きく上回る売上とEPSを見込み、AI需要の拡大を背景にACIE市場の成長が焦点となる見通しが伝えられている。一方、SOX指数は高値からの下落局面を進行させ、個別銘柄の動向が相場全体の足を引っ張る可能性もある。
ドル円相場は介入後に一時下落したが再び膠着状態となっており、ジャクソンホール会合を控えた市場の不確実性が高まっている。今週は財政健全化策の発表とともに、ウォーシュFRB議長の講演やPCE・GDPの発表など市場の転換点が重なる見込み。