亀田製菓はインドの合弁会社KLTの株式49%をLT Foodsへ譲渡し、インド事業から撤退すると発表した。北米中心の成長戦略を進める中で、債務超過に陥った合弁を継続さず譲渡という形を選んだ。
亀田製菓は2026年9月16日に、インドの現地合弁会社KAMEDA LT FOODS (INDIA) PRIVATE LIMITED(KLT)の株式49%をLT Foodsに譲渡すると公表した。譲渡は10月下旬に実行される予定で、亀田製菓は約9年半続いたインド米菓事業から撤退する。LT Foodsはインドの大手米穀企業であり、譲渡後にKLTの事業はLT Foodsのもとで継続される見込みだ。ニュースはKLTの売却を通じた撤退方針として伝えられている。未来の展望としては、北米市場での成長戦略を優先する流れの一部とされる。
しかし、KLTは2026年3月期に債務超過に陥り、純損失が約1億2111万ルピー(約2億円)に達していた。売上高は増加したものの、固定費の重さを吸収するには至らず、資本構成の悪化が避けられなかった。この状況の下で、株式譲渡という出口戦略が選択された。譲渡対価は1120万ルピーとされ、連結業績への影響は「軽微」とされている。