アイビー化粧品が花王を訴える方針を決議。対象は花王のSOFINA BASIC+で、商標権侵害と不正競争防止法違反を理由に、差止めと一部損害賠償を求める訴訟を東京地裁へ提起する。
アイビー化粧品は2026年9月29日に、花王を相手取り商標権侵害と不正競争防止法違反を主張する訴訟を東京地方裁判所に提起することを決議した。対象となるのは花王が同年8月8日に発売した「SOFINA BASIC+」で、商品名称の使用差止めと合わせて1200万円の一部損害賠償を請求する。
「BASIC+」は2025年3月に発売され、累計出荷数は30万個を超え、同社スキンケアブランド内で年間出荷数が最も多いブランドとなった。アイビー化粧品はこの商標登録第6933166号を保有しており、出願は2024年10月、登録は2025年5月に完了している。
花王は2026年6月に「SOFINA BASIC+」を8月8日に発売すると発表し、低価格帯の新シリーズとして認知拡大を図る計画を示した。花王は「SOFINA BASIC+」の商標登録第6986088号を保有しており、2025年5月に商標出願・同年11月に登録を受けている。
今回の訴訟は、登録商標を持つ企業同士が同一名称を巡って争う構図となっている。花王は商品表示・名称の適切な使用を巡る法的判断が今後の焦点となるとみられる。