ミスミグループ本社はECサイト掲載用の商品情報をAIで生成・管理するシステムを構築し、9つのAIエージェントを用いて候補作成と妥当性評価を行う運用を2026年10月に開始した。基盤は富士通のデータ統合プラットフォームを使用している。
ミスミグループ本社はECサイトに掲載する数万点の商品情報を対象に、製品データの収集・前処理からAIによるデータ生成・評価、最終的な人による確認までを一連の工程として実行するシステムを構築した。
このシステムは富士通のFujitsu Data Intelligence PaaSを基盤とし、9つのAIエージェントを活用して系列名称の生成やカテゴリ候補の提示、仕様情報の抽出、禁則文字の確認、候補の妥当性評価などを行う。エージェント同士が互いの評価を行い、最終承認プロセスを組み込むことで表記ゆれや分類のばらつきを抑制する。
今後はデータモデルやAI処理基盤の適用範囲を拡大し、まずはサプライヤからのデータ取り込みから商品マスター管理を含む業務へ適用を進め、周辺システム連携と他業務への拡張を目指す。将来的には担当者による最終確認を含む全体の自動化を検討する。
本件は2026年10月に実運用を開始し、富士通が同日発表した。記載の図1は取組みの概要を示す。