ハパックロイドとFIMIはZIMの買収提案を修正して近く提出する方針を示した。イスラエル政府の懸念対応を目的に30日間の猶予が設定されている。
ハパックロイドとイスラエルのプライベートエクイティ企業FIMIは、ZIMの42億米ドル買収に関する修正提案を近く提出する構えだ。提案修正にはイスラエル政府の懸念を解消するための構造調整が含まれ、30日間の猶予が与えられている。
政府関係者は取引完了後の国際海上航路へのアクセス維持やZIMイスラエルの組織形態に疑問を呈しており、関係する8つの政府機関のうち6つが反対を表明している。黄金株をめぐる政府の同意が必要となる点が大きな論点だ。
修正計画には外国資本所有の制限強化や政府の監督を強化する措置、イスラエルの海上能力を高める施策が盛り込まれる見通しだ。
30日間の延長により、両社はイスラエル政府の最終判断を前に提案を練り直す機会を得ることになる。