決算発表シーズンを前にアジア株は様子見姿勢を強め、米国の決算開始や金利見通しの影響を注視している。韓国市場の下落や欧米のインフレ指標の動向が投資家心理を左右する局面だ。
アジア株は決算発表シーズンを控え、慎重な姿勢で取引を開始した。日本が祝日のため休場の間、韓国市場は1.1%下落し、MSCIアジア太平洋指数はほぼ横ばいとなった。
米国の決算発表シーズンは10月13日に正式に始まる見通しで、S&P500を構成する企業の2026年第3四半期の利益は主にテクノロジーの好調により30%以上増加すると予測されている。
AMPのエコノミストは投資家がAI分野への巨額融資を賄うためにより高い利回りを求めていると指摘。借入コストの上昇と利回りスプレッドの拡大がAI関連の収益をどう補うかが焦点となる。
原油を巡る不確実性の影響や米国内の金利動向が市場に波及。米国債利回りは高水準を維持し、今後のCPI・PPI・小売売上高などの指標発表を控えて市場の警戒感が高まっている。