日立製作所が米グローバルロジックを約1兆円で買収。日立レールを核とする鉄道事業の成長戦略と、アンサルドブレダやタレスの鉄道技術統合が進む。
日立は米グローバルロジックを約1兆円で買収した。買収の目的はデジタル分野の強化と鉄道分野での応用拡大であり、日立レールを中心に据えた鉄道事業の成長モデルを打ち出している。
鉄道事業の基盤として、買収先の技術を取り込みつつAIソリューション群「HMAX」の開発を進めており、日立グループ全体のデータ活用力を高める狙いがある。
買収の過程ではイタリアの老舗鉄道メーカー・アンサルドブレダやフランスの防衛・電子機器大手タレスの鉄道信号事業などが基盤資産として挙上し、鉄道の設計・信号分野の統合が進んでいる。
日立グループは2025年3月期に売上高が1兆円を超えたとされ、鉄道事業の成長とデジタル技術の組み合わせを強化する。