スウェーデン系投資ファンドEQTがカカクコムをTOBで取得し、総額は約5900億円規模となる非上場化を目指すと発表。筆頭株主のデジタルガレージが賛同しており、経営判断の機動性向上とAI分野への投資が狙いとみられる。
カカクコムを巡る買収争いの中で、欧州系ファンドのEQTが同社を1株あたり3,000円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOBは総額約5900億円規模となり、非上場化を通じて企業価値の最大化を目指す方針が示された。
カカクコムの20%超の株式を保有する筆頭株主であるデジタルガレージがEQTの提案を支持していることが明らかになった。非上場化によって経営判断のスピードを上げるほか、生成AIなどの高度技術投資を促進する狙いがあるとみられる。
今回の動きは、同社が運営する価格比較・口コミサイト「価格.com」や人気サービス「食べログ」を軸とした事業ポートフォリオの再編と成長戦略の強化を意図しており、AI活用を含む事業成長の加速が想定されている。