マレーシアのペナンで半導体産業育成を目的とするイベントKL20が初開催され、同時に半導体分野向けの2つの基金設立が発表された。今後ジョホールとクアラルンプールでも関連イベントが予定されている。
マレーシア経済省は9月24日、半導体分野の産業育成を目的としたイベントKL20をペナンで開催した。今回が初開催で、同省が2024年4月に公表したKL20アクションペーパーに基づく取り組みの一環となる。関連イベントは9月29日にジョホールでも開催され、今後はクアラルンプールでも開催される予定だ。
イベントの開催に合わせ、ペナン州政府は経済省と共に半導体産業向けの2つの戦略基金を設立することを発表した。1つ目は戦略技術基金で、州政府が5,000万リンギを拠出してアイデア・技術の商業化や自社IPの開発、海外展開を支援する。2つ目はペナン・シリコン・デザイン@5km+の拡充で、経済省が2,500万リンギを拠出し、インキュベーション施設の拡充や技術開発、試験、実証に活用する。
KL20のイベントには日本企業も登壇し、ジェトロは公式パートナーとして広報ブースを出展。会場には37社のペナン州半導体企業が出展し、IC設計や先端パッケージング技術が紹介された。日本企業のTOPPANとデジタルペナンはMOUを締結し、デジタルペナンは「ペナン・シリコン・デザイン@5km+」の実施機関として協力する。TAIやオップスターなどもパネルディスカッションに参加した。