外食チェーンやスーパーの冷凍・缶詰などの食品に中国産食材が多用されている実態が、委託加工を通じて拡大してきた。回転寿司チェーンの急成長には中国の委託加工が大きく貢献しているとの指摘がある。
週刊新潮がこれまで伝えてきた中国産食材の実態として、外食チェーンやスーパーが扱う冷凍・チルド食品、缶詰などの分野で中国産食材の比率が高い現実が浮き彫りになっている。これにより「食」ビジネスの裏側にある中国産材の割合が読み解かれる。
回転寿司チェーンの急成長の要因として、中国での委託加工の普及が挙げられている。日本の水産物を中国の工場で加工・加工品化する流れが拡大し、寿司ネタの価格を抑える要因となったとされる。
大手水産企業の元社員によると、2000年代前半には円高も影響し、中国など海外の工場へ委託する動きが顕著になり、海外加工を経由する仕組みが急速に広がった。これが日本国内の主要な回転寿司チェーンの仕入れ体制を支える要となっている。