日本発の3D建設プリンティング技術を用い、V3D AsiaとマレーシアCIDBが3D施工をIBSの第7標準工法として確立することを目指す。マレーシア初の実証・普及に向けた連携や着工予定のマイルストーンも掲げられている。
V3D Asia Ltd.は、マレーシアCIDBを主要パートナーに、3D建設プリンティング(3DCP)をIBSの第7標準工法として確立する取り組みを進めると発表した。現地での社会実装を本格化させることが狙いとされる。
CIDBは現在6つの工法をIBSの一部として位置づけており、V3D AsiaとNuvah Sdn Bhdはこれに続く第7の標準工法化を目指して協議を深める。設計・エンジニアリングを日本で行い、材料・人材・品質管理のノウハウをマレーシア国内で蓄積する方針だ。
2026年6月にはSIRIM Berhad傘下のSIRIM Academyと連携を開始し、マレーシア初の3DCP産業標準づくりを進める。Villa Bayuの着工を2026年11月予定としており、マレーシア国内外の住宅・商業・インフラへ展開する視点が示されている。
今後はマレーシアのデベロッパーや建設会社と協働し、ASEANへ技術・標準・人材・実績を拡大する方針。労働力不足や工期・コスト安定性といった課題への対応として、認証と標準化の重要性が強調されている。