パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が民事再生中の日本トイザらスの事業譲渡契約を締結し、譲渡完了時点で玩具カテゴリーの売上高を約1500億円へ拡大させ、国内玩具市場の首位を目指す。
PPIHは10月1日、日本トイザらスの事業を譲渡する契約を結び、譲渡の実行は10月30日を予定している。譲渡価格は非公表で、全国約150店舗の承継に向けて交渉を進め、従業員の雇用は可能な限り維持する方針という。
PPIHは玩具カテゴリーの売上高を約1500億円に達すると見込んでおり、実店舗を核とする国内玩具市場において首位の座を獲得する見通しだと説明した。
国内玩具市場は市場規模が1兆1664億円(2025年度、希望小売価格ベース)と過去最高を更新しており、成長を牽引しているのは大人向け玩具やキャラクターIP関連の「キダルト」市場だと指摘されている。
日本トイザらスはこれまでキダルト領域の取り込みが十分でなく苦戦してきたが、PPIHのノウハウを活用し巨大な店舗網と組み合わせて成長を狙う構えだ。