クラダシと日本郵便は共同開発した冷凍宅配食「post chef」を2026年10月8日から提供開始する。注文は郵便局窓口のタブレットや電話、郵便局のネットショップで受け付け、配送は冷凍便で全国(一部離島・山間部を除く)に対応する。
背景として、在宅配食市場は年々拡大しており、矢野経済研究所の試算では2024年度時点で市場規模は2兆4096億円に達した。競合の動きが活発化する中、日本郵便は郵便物数の減少を受け、総合物流・生活サポート企業への転換を進めている。一方のクラダシはフードロス削減を軸に多角化を進め、今回の新サービスは両社の資本業務提携の具体的成果として位置づけられる。
「post chef」は栄養バランスを考慮した冷凍宅配食で、注文はデジタルとアナログを組み合わせた手段を採用している。全国の郵便局窓口のタブレット、専用の電話窓口、郵便局のネットショップから受け付け、EC主導のサービスだけでは届きにくい層へ普及を図る。商品はワンプレート弁当とおかずパウチの2タイプで、日常の献立負担を軽減することを狙う。