中国政府は9月15日から出入国管理規定を施行した。先端技術者を中心に制限対象とされるが一般人の出入国は原則対象外との説明がある一方、現場でパスポートを奪われたとの声も広がっている。
中国政府は出入国管理規定第841号を9月15日に実施し、AIや半導体、希土類などの先端技術者、公務員、企業幹部、捜査中の人物の出入国を制限する方針を示している。一方で、留学や観光など一般人の出入国は制限対象外とされていると説明されている。
しかしSNSには、一般人が上司にパスポートを取り上げられた、空港で突然出国を告げられた、新規パスポートの申請ができなくなったといった声が相次ぎ、不安が広がっている。
中国では10月1日から国慶節の大型連休が始まる見込みで、海外旅行先として日本などが候補として挙がるが、渡航動向の不確実感が増している。
第一財経日報の報道によると中秋節と国慶節の間の平日に休暇を取ると13連休となり海外旅行が活発になる見通しだったが、政府の渡航自粛呼びかけと今回の規定が影響し、日本を訪れる中国人観光客の大幅な減少が懸念される。