東郷青児の洋画2点が修復を終え、栃木県立美術館でお披露目された。作品はシーボンが2024年度に寄贈したもので、24日から展示される。
シーボンが栃木県へ寄贈した洋画家・東郷青児の作品2点の修復が完了し、宇都宮市の栃木県立美術館でお披露目式が行われた。お披露目は21日に実施され、24日から当面の間展示される予定である。
作品は1969年制作の「浮遊する3人の女性」(縦184cm、横437cm)と1973年制作の「憩い」(縦350cm、横180cm)で、長年シーボンの上三川工場などに飾られていた。画面全体のクリーニングや他の修復作業が行われ、3mを超える大作としても注目される。
県立美術館が東郷の作品を所蔵するのは初めてで、来館者が東郷式美人画と呼ばれた女性像の魅力を改めて鑑賞できる機会となる。お披露目には知事の福田富一氏やシーボンの崎山一弘社長らが出席した。
崎山社長は「栃木県は60年近く工場が操業する思い入れのある場所。多くの人に作品に親しんでいただき、末永く大切にしてほしい」と述べ、県民がお披露目後も作品と接する機会を期待させた。