BYDが2026年上半期決算を公表。売上は前年同期比7%減の3448億元、親会社株主に帰属する純利益は20.5%減の123億元。海外売上比率が初めて中国本土を上回り、海外販売の伸びが改めて中心となった。
中国自動車大手BYDは2026年1~6月の決算を発表し、売上高は3448億元(約8兆2800億円)で前年同期比7%減、純利益は123億元(約3000億円)で20.5%減だった。自動車・関連製品の売上は9%減少し、為替変動による損失も利益を圧迫した。
海外市場は成長をリード。新エネルギー車(NEV)販売は180万8500台で、輸出台数は前年同期比67.8%増の79万2000台。海外売上高は前年同期比34%増の1813億元となり、全体の約53%を占め、初めて中国本土の売上を上回った。BYDは海外販売目標を年初の150万台から170万~180万台へ引き上げた。
高級車市場への展開も加速。方程豹・騰勢・仰望の3ブランドの上半期販売は合計22万8000台で前年同期比61%増、全販売に占める割合は12.8%に上昇した。
四半期ベースでは収益性が改善。4~6月期の売上高は前年同期比3.2%減の約1946億元、親会社株主に帰属する純利益は30%増の約82億元となり、四半期ベースでの純利益の前年同期比増加は5四半期ぶり。売上総利益率は18.9%と近1年で最高だった。