九州旅客鉄道は生成AIを活用し、非エンジニアの社員が車両データの可視化アプリと勤務シフト自動生成アプリを内製。開発期間はおおむね2〜3カ月で完了した。
九州旅客鉄道(JR九州)は、グループウェア「Google Workspace with Gemini」の生成AI機能を活用してエンジニア経験のない社員が業務アプリを内製できる環境を整え、車両データの可視化アプリと勤務シフトの自動生成アプリを2〜3カ月程度で完成させた。これらの成果はグーグル・クラウド・ジャパンがブログで公表した。
PoCは2025年9月に約30人の現場部門を巻き込み開始され、以後約400アカウントで実運用へ移行した。Geminiを用いてコードの大半を生成させ、要件を自然言語で伝え出力コードを検証・改良する流れで作業を進めた。
最初のアプリは営業運転中の車両データをリアルタイムで分析・可視化するWebアプリで、従来は検査の間隔が限られており蓄積データの活用も限定的だった。次のアプリは社員の勤務シフトを自動生成するもので、夜勤や休日出勤、個々のスキルや負荷を考慮して最適化されたシフトを作成できるようになった。これらはStreamlitを活用して構築された。
Webページ制作にもGeminiを活用しており、ランディングページのラフ案を自動生成するなど、現場部門の業務を内製化する動きが広がっている。