ヤマト運輸は岡山県早島町に中四国の中核拠点となる大型物流施設を稼働させ、宅急便と企業向け物流を一体運用する体制を整えた。稼働日は11月1日で、複数機能を統合して輸送効率と人手負担の軽減を狙う。
ヤマト運輸は岡山県早島町で大型の物流施設を稼働させた。中四国全域の宅急便を集約する拠点として位置づけ、企業の保管・入出庫と宅急便の仕分け・輸配送の機能を同一敷地内に併設する。
建物は鉄骨3階建てで延べ床面積は約3万8000平方メートル。各階には約90台分の着車スペースを確保し、車両待機の時間を短縮する設計となっている。
中四国から関東方面への荷物を同拠点で一度集約し、積載効率を高めて一括輸送する。稼働時には計70台のトラックを投入し半数を大型トレーラーとして運用する。自動機器で送り状の配送方面を判別することで処理能力を高め、地域の物流効率化を進める。
同社の前田圭介・岡山早島プロジェクト長は、早島町を結節点として選んだ理由を説明し、物流全体の労働環境改善につなげたいと語った。