Soliton SecureDesktopがIDCフロンティアのクラウド障害の影響で停止し、同一基盤上のバックアップ環境も利用不能となった。再構築は安全性を確認した別基盤で進める方針で、最新の案内では復旧時期の見通しは立っていない。
Soliton Systemsが提供するクラウド型リモートアクセスサービスSoliton SecureDesktopは、2026年10月7日午前3時40分頃から障害が続き、サービス基盤の起動ができず対象環境が利用不可となった。原因としてIDCフロンティアのIDCFクラウド東日本リージョン1への第三者によるランサムウェア攻撃が公表され、影響範囲にはSecureDesktop Centerを利用する顧客環境が含まれている。
同日公表された情報によれば、サービス基盤と同じ基盤上で運用していたバックアップサーバーも利用不能となり、復旧にあたっては安全性を確認した別の基盤へ再構築する方針が示された。復旧時期の見通しは第5報時点でも未定とされている。
第5報では、SecureDesktop Centerの対象ホストとして4つのホスト名が案内された。一方でこれらのホスト案内は全顧客の停止を意味するものではなく、提供形態や影響範囲が限定的である可能性もあるとされている。
IDCフロンティアは東日本リージョン1の障害がランサムウェア攻撃に起因すると第2報で公表し、同地域のネットワークを遮断して二次被害とデータ漏えいを防ぐ対応を取っている。これに波及する形で、ポピンズグループの一部システムにも影響が確認され、Movable Typeクラウド版の障害など他サービスにも影響が出ている。