NY時間でドル円が158円台へ回復し、200日移動平均線の回復を試す局面となった。一方、ユーロは対ドルで下落基調が続き、ドル買いが優勢となっている。
きょうのNY為替市場ではドル高の流れが続く中、ドル円は158円台に上昇した。午後にかけて一時は157円台前半へ下落する場面もあり、円高の動きがドル円を押し下げたものの介入情報は伝わらず買い戻され、158円台を回復した。
ドル円は日本の当局が高市首相の訪米に合わせて口先介入を実施した先週の下げを取り戻す動きを見せ、200日線の回復を試す展開となった。しかし過去の介入観測が高まる水準には達していない。日米協調介入の強いシグナルとしての可能性が依然指摘されている。
市場は明日発表の米雇用統計を前に様子見の雰囲気が強い。前日のPCE価格指数が予想を下回り、FRBの10月利上げ期待が後退する中、FOMC委員の発言でも利上げを急ぐ必要性はないとの見方が伝わっている。
ユーロ/ドルは1.12台前半まで下落する場面があり、欧州リスクと金利差の動きがユーロ安を促している。ユーロ円は円高の影響で176円台へ一時急落した。ポンドは対円・対ユーロで動きを見せ、英首相を巡る動向が影響している。