良品計画は原料・素材生産および製造に関わる商品の温室効果ガス排出量の削減目標を2040年8月期までに2021年8月期比で30%と設定した。併せて環境配慮型素材の使用拡大などの取り組みも発表している。
良品計画はスコープ3の一部である「原料・素材生産および製造に関わる商品売上高あたりのGHG排出量」を2040年8月期までに2021年8月期比で30%削減する目標を説明会で示した。スコープ3の排出量は同社グループ全体の排出の大半を占めており、削減はサプライチェーン全体の取り組みとなる。
同社はスコープ1・2の削減目標として、2021年8月期比で2030年8月期までに50%削減することをすでに発表している。これに対し、今回発表されたスコープ3の削減は取引先を含むサプライチェーン全体での協働を通じて進める方針である。
商品開発では環境配慮型素材の活用推進と設計段階からのGHG排出量最小化、生産工程の効率化を進める。衣料品では2026年8月期に環境配慮型素材の使用比率を約90%に達成し、2030年8月期には主要繊維素材を100%へとする目標を掲げた。
生産パートナーとの協働については現状把握と目標設定の難しさ、コスト負担の問題があるものの、対話を重ねて各社の進捗に応じた目標を共同で策定したと説明。パートナーへの負担強要ではなく、サプライチェーン全体の効率化と実質的なメリットの提示を重視すると語った。
説明会では物流の効率化や自社グループによる再生可能エネルギー発電、資源循環プロジェクト「ReMUJI」なども発表され、追って詳細記事が公開される予定である。