SKグループが半導体好況を足掛かりにAI中心の事業へ大転換を推進。Chey会長の就任28周年を機に、次のSK像の輪郭づくりが報じられている。
SKグループは半導体の好況をAIを核とした事業構造への転換へとつなぐ体質改善を進めており、Chey Tae-won会長の就任28周年を契機に“次のSK”の姿が注目されている。会長は「360度全方位で全速力でAI転換に突入すべき時」と指示したほか、AIエージェントの導入など経営陣との対話を強化している。
Hynixを中心とするメモリ事業の好調が転換を後押ししており、2023年の大規模な赤字から2024年には黒字転換を経て、売上高は過去最大水準を更新した。AI投資の拡大でHBM需要が急増し、2027年には売上高が50兆円超えるとの見通しも浮上している。
グループはポートフォリオの再編を進め、2023年の716社→2023年末以降は524社に削減。複数の事業を売却・合併・移管する形で財務基盤を強化し、純借入金は大幅に圧縮。
AIフルスタックインフラを目指す再編では、SK hynixのAIメモリ供給、SK TelecomのAIデータセンター建設、データセンター電力を支えるLNG・電力事業などが連携し、国際的な協力も拡大している。
海外メディアもSKの変革を注視しており、Nvidiaとの協力強化や日本での拡張戦略などが取り上げられている。