ゴールドウインは「THE NORTH FACE」「Goldwin」「コト事業」の3成長戦略を発表。2026年の旗艦店展開や富山拠点の強みを背景に、2027年期の業績見通しを示し、Goldwinブランドの500億円規模を目指すロードマップを説明した。
ゴールドウインは企業IRセミナーで、今後の成長戦略として「THE NORTH FACE」「Goldwin」「コト事業」の3つを掲げた。THE NORTH FACEはCORE & MOREの日本独自戦略で成長を図り、ブランドの長期的育成と市場拡大を追求する方針を説明した。Goldwinは日本で磨いた技術とリブランディングを背景に、世界市場での展開を目指す「Goldwin500」計画を提示。コト事業は自然体験を提供する取り組みを拡大し、2027年に富山に自然体験施設Play Earth Park Naturing Forestの開設を目指す。
売上高・利益の推移と見通しでは、2026年期の売上高は1,375億円、営業利益は258億円と過去最高を更新する見込みで、経常利益は持分法投資損益の影響で上回る見通し。今期の上期見通しは売上高556億円、営業利益42億円に修正され、下期および通期の予想は現時点では据え置かれる。
市場展開とブランド戦略では、THE NORTH FACEは日本国内での直営店運用の拡大を図らず、体験型店舗の強化など接点を多様化して新規客層の獲得を目指す。Goldwinは中国を成長ドライバーとして位置づけ、旗艦店を世界都市に展開する戦略でグローバル市場の拡大を狙う。コト事業は旅行代理店の子会社化や自然体験の提供を通じて、モノづくりとコトづくりの循環による企業価値の向上を志向する。