レンタルスペースのマッチング「instabase」を運営するRebaseが2022年12月に東証グロースへ上場。掲載スペースは全国で5万件以上に達し、創業期の苦難と現在の成長戦略を創業者が語る。
レンタルスペースのマッチングプラットフォームinstabaseを運営するRebaseは、2022年12月に東京証券取引所グロース市場へ上場した。掲載スペースは全国で5万件以上を数え、上場前は資金面で苦労した創業期を経て成長してきた。
創業者の佐藤海氏は法政大学在学中の休学を経てシリコンバレーを体験し、起業を志す原点を語る。創業初期は資本金25万円、口座残高は数千円で、オフィス代わりにカフェを拠点に事業を拡大した。スペースを自ら訪問して掲載を獲得する苦労があり、集客力の積み上げが成長の鍵だった。
同社は完全成果報酬型のビジネスモデルを採用しており、掲載自体は無料。掲載後の集客力が価値を決め、データの蓄積も大きな差別化要因となっている。現在は13期目に入り、予約データを通じたサービス価値の最大化を進めている。
今後のビジョンは「Where It Starts(ことのはじまり)」と「Get Together(和をひろげる)」を軸に、日本中の人と場所をつなぐ“街のOS”を目指す。人口減少が進む中でも、集まりを創出して付加価値を生み出す仕組みづくりを重視している。