全日空商事は長年運用してきた共通基盤システムを刷新し、AgileWorksをAzureへ移行するとともにデータ連携にはDataSpiderを採用。伴走支援のもと業務標準化とガバナンス強化を進め、運用負荷の大幅軽減を実現した。
全日空商事はグループ共通基盤システムの老朽化と運用負荷の増大を受けて刷新を決定した。既存のAgileWorksを継続利用しつつAzure基盤へ移行する方針とし、データ連携にはDataSpiderを採用することでデータ連携の可視化と効率化を狙った。
導入にあたり複数ベンダーを検討したが、現場の負荷や総費用の観点からSaaS一択にはせず、現行資産の活用とクラウド移行の組み合わせを採用。ソフトクリエイトを選定し、インフラとアプリケーションの一元管理体制を確保することで運用負荷の軽減を図った。
導入は企画フェーズ約1年を含む計画段階を経て、実際の構築は約1年の期間を要して完了。DataSpiderへの切替を含むデータ連携基盤の刷新により、仕様不明瞭箇所の解消と拡張性の確保、現場からの新規帳票作成依頼への対応力を向上させた。
成果としてグループ全体の業務効率とガバナンスが向上し、窓口の一本化による契約更新・障害対応の負荷が大幅に減少。伴走型支援によりベンダーと現場の連携が強化され、今後はAI活用やさらなる機能強化を視野に入れた継続的な改善が期待されている。