官公庁向けの閉域網内生成AI導入プロジェクトをNHN テコラスとRagateが共同提案から開発まで伴走し、正式受注となった。Google Cloud基盤と専用回線を活用し、AIサービス選定やWeb UI開発、セキュリティ対策を分担して高度な要件に適合する環境を構築する。
Ragate株式会社とNHN テコラス株式会社は、官公庁向けの生成AI導入に関する大型プロジェクトを共同で提案・開発した実績を公開した。今回、インターネットに直接接続しない閉域網環境で、データ暗号化をはじめとする高度なセキュリティ要件を満たしつつ、生成AIを業務活用する実行環境の構築を目指している点が説明されている。
プロジェクトの役割分担は、NHN テコラスがGoogle Cloud基盤の構築、専用回線の提供、ライセンス・環境の管理と全体統括、ラーゲイトはAIサービスの選定・構築、Web UI開発、要件定義・設計・実装・テスト、BPR/AXを含むコンサルティングを担当する形で示されている。両社の強みを横断的に組み合わせた提案体制となっている。
背景として、官公庁の機密性の高いデータを安全に扱うための閉域網運用、暗号化運用、認証・権限管理、ログ・データ管理、閉域網内での生成AI実行環境の構築、Web UIの設計・開発、業務分析・要件定義、審査対応の提案資料作成などが挙げられ、これらを一括して対応する体制が強調されている。
現時点では先行部署を中心とした検証フェーズが進行しており、今後も官公庁・公共分野やエンタープライズ分野を対象とした協業を強化する方針が示されている。