リネットジャパングループは2026年9月16日、日本企業へ国際免許を持つカンボジア人材を送出する新サービスを開始した。入国直後から運転が可能になる業界初のスキームで、物流や訪問介護など移動が欠かせない現場の人手不足解消を目指す。
リネットジャパングループは、カンボジア人材を対象に国際運転免許証を保持したまま日本企業へ派遣する「国際運転免許人材サービス」を開始した。運転免許の入国後の切替を要せず、日本到着直後から公道での運転が認められることが強みだとされている。
背景として、日本国内の労働力不足が深刻化しており、特に地方の現場や移動を伴う業務で人手不足が顕在化している。従来は外国人材の入国後に運転免許へ切替える手続きが必要で、待機期間や教習費用、宿泊費などが企業の負担となっていた。
新サービスは現地で正当に取得した運転免許を国際運転免許証へ切替える手続きを現地でサポートすることで、日本入国後すぐに運転を開始できる体制を構築する。現地直営校で運転ルールや安全運転教育、職種別の専門技能と日本語教育を組み合わせる“三重教育”を実施する。
今後の展望として、同社は1年間で100名、3年後には500名規模の送出を目指す。主な導入先は自動車整備、物流、建設、訪問介護・送迎サービスであり、免許切替に伴う研修コストや待機期間を削減して現場へ即戦力を投入することを目指す。