GTCベルリンでジェンスン・フアンがDSX PODを発表。DSX PODはコンテナ型のモジュールAIデータセンターで、現地敷地の準備が整えば立ち上げを短縮し、将来的には日本市場にも影響を与える可能性がある。
NVIDIAのGTCベルリン基調講演で、ジェンスン・フアンがDSX PODを発表した。DSX PODはレファレンスデザインをパートナー企業が製品化・納入する形で提供され、現地の設置・調整・検証を含む統合ソリューションとして位置づけられる。
DSX PODの特徴は、工場で組み立て・検証済みのコンテナ型AIファクトリーを据え、Vera Rubinのラックスケール計算基盤を搭載する点である。コアコンテナへの標準入力は800V直流、冷却は100%液冷で入口温度は45℃を想定する。導入期間は現地準備が整えば従来より短縮され、最短14日となる可能性が示されている。
日本市場へは、DSX PODの導入によりAIデータセンター建設の期間短縮と高密度冷却の組み合わせが、国内ベンダーの新しい商機を生み出す可能性があるとの見方がある。国内外のパートナー企業がDSX PODの参照設計を活用し、日本市場向けの製造・提供を検討する動きが想定される。
公式には2027年初頭の世界提供開始が予定され、DellやArmada、ArmadaとJohnson Controlsなど複数のパートナーが参画する。日本国内の展開については、現時点で日本企業名の正式リストは公表されていないが、パートナー網を通じた供給・導入の検討課題が残る。