丸善CHIホールディングスは2026年2月1日〜7月31日期間の中間期決算で売上高が2.5%減の902億24百万円、営業利益は8.1%増の30億70百万円となり増益を確保した。一方、万博特需の反動で店舗・ネット販売は減収減益となった。
丸善CHIホールディングスは2026年2月1日から7月31日までの中間期決算を公表し、売上高が前年同期比2.5%減の902億24百万円、営業利益が同8.1%増の30億70百万円となった。万博による特需の反動で一部事業は減収となったが、複数事業の収益性改善が寄与して増益を確保した。
セグメント別では図書館サポート事業が受託館数の増加を背景に増収増益となり、受託館数は期末時点で1,880館(公共図書館630館、大学図書館263館、学校図書館等987館)に達した。人件費・光熱費の上昇が続く中、受託館拡大と業務効率化が利益を支えた。
店舗・ネット販売事業は万博会場内オフィシャルストアの特需反動で売上高が9.5%減、営業利益は42.6%減となった。一方、文教市場販売事業は大学・公共図書館向けの書籍販売が低調ながら、設計・施工案件の完工などで営業利益が11.7%増となり、出版事業も黒字化した。
中期経営計画の3本柱は「グループ資産の活用促進」「成長領域の創出」「収益構造の転換」であり、文教市場や店舗網の課題に対して不採算の縮小やM&A、海外展開などを進め、2027年1月期の通期予想は据え置き。期末配当は1株6円を予定している。