IR INFOナビが実施したIRインタビューで、ユニフォームネクストはECを核にした業務用ユニフォーム事業と成長戦略を説明した。創業経緯やEC化の推進、AI/ITを活用した独自サービスの拡充などが語られた。
同社の創業は1994年に福井県で父親が始めた小規模なユニフォーム販売代理店にさかのぼり、2007年には社長に就任した横井康孝氏の下、ECを活用した販売へ転換した。売上は当時2億円、借入は1〜2億円、社員は約10人の規模だったが、従来の代理店ビジネスの限界を認識し、オンライン販売へ舵を切った。
現在の事業はECサイトを軸に、飲食・建設・製造・医療など幅広い業界向けの業務用ユニフォームを提供する。オンライン中心ながらオフライン対応も重視し、商品情報の充実やサイズ感・機能性の伝達を徹底している。自社スタッフによる一貫した対応・研修体制、刺繍やプリント加工の自社内製化も特徴だ。
成長戦略としてはリピーター対策とEC化率の向上を軸に、在庫戦略の見直しや中小企業へのアプローチを強化。SaaS型サービス『ユニネク』を中小企業向けに展開し、経理・総務部門の作業負担を軽減する仕組みを提供するほか、北陸三県を中心とした地域密着の営業とオンラインでの全国展開を併用している。
今後は地域代理店の廃業・承継問題を背景にEC比率をさらに高め、ホールセール部門の拡充と周辺商品のクロスセルを狙う。中長期的にはITを活用したサービス拡張を通じて、モチベーション向上と効率化を通じた企業成長を支援する方針を示している。