トライアルホールディングスの買収を受け、西友の大型店の約30店舗を“トライアル西友”へ転換する方針が公表された。これに伴い、一部店舗で閉店や一時閉店が相次いでおり、今後の店舗運用に注目が集まる。
西友は長年地域に根ざしてきたが、2025年7月のトライアルHDによる買収後、同社の中期計画で大型店の約30店舗を2027年6月期から転換する方針を示した。転換後はトライアル西友として、両社PBの統合商品や低価格戦略を組み合わせる新業態となる見込みである。
具体的な転換店舗として、花小金井店が2025年11月に開店したほか、2026年には武蔵新城店と二俣川店がトライアル西友へ業態転換する予定である。一方、同時期には中・小型店舗にも購買体験の刷新が進む予定で、トライアルのプライベートブランド導入が本格化している。
店舗の閉店・一時閉店も相次いだ。山科店は2026年9月30日に閉店し、町田店は9月6日、 LIVIN光が丘店は9月25日、巣鴨店は10月8日に営業を一時終了した。これらは改装を経て再開される予定であり、場所自体が完全に撤退するわけではない。
トライアル西友への転換の背景には、2025年7月の買収以降の店舗再編がある。今後3年間で100店舗規模のTRIAL GO展開も計画され、都心部の小型店を中心にグループ全体のPB商品販売強化が進む見込みだ。