サンフランシスコで開催された日米企業の対話イベントで、日本市場攻略の3つのポイントが現場の声とともに語られた。登壇者はAironWorksの寺田氏とLRの路氏で、日本企業の意思決定や現地適応が詳述された。
2026年9月16日、KDDIとDigital GarageがサンフランシスコのDG717で、日本進出に関心を持つ現地スタートアップ向けイベント「Japan Sake and Startup in San Francisco」を共同開催した。日本市場の攻略や顧客開拓のポイントをテーマにパネルディスカッションが行われた。
登壇したのは日本発のスタートアップAironWorksの寺田彼日氏とLRの路承融氏で、いずれも現在は米国市場で顧客開拓を進めている。彼らは日本市場攻略の現場のリアルとして、現地の意思決定プロセスや現場ニーズの把握が重要であると語った。
日本市場では現場担当者の評価だけでなく複数部門を巻き込み、契約まで3カ月から6カ月程度かかるケースがある点が指摘された。初期戦略としては中小企業やスタートアップに小規模実績を積み、日本企業の導入実績を通じて大企業へ提案する流れが有効とされた。
SNSの活用や現地パートナーの重要性も議論された。日本市場ではSNSが影響力を持つとされ、Notionの例が挙げられたほか、Sales-led型では現地責任者や日本人メンバーの存在が契約成立につながるとの見方が示された。また、現地イベントでのつながり作りが継続的な関係構築に役立つとされた。